悪党同盟で初ナーフの報告と感想
悪党同盟が実装されて1カ月と10日程。
ついに今環境でナーフするカードが発表されました!
《悪党同盟の悪漢》
【1/5→1/4】
テンポローグが使う強力な手札補充カード。
コンボで手に入れる「悪の手先」の多種多様な効果でオールラウンドに立ち回れます。
特に《影隠れ》《ワグル・ピック》との相性が良く、《リロイ・ジェンキンス》を戻して攻めるだけでなく、《悪党同盟の悪漢》を戻して粘り強く戦うことが可能になりました。
そのカードパワーからコインを手に入れられる後攻が有利だったり、先行になってもコンボを発動しやすいように0マナの《ウィスプ》を採用するテンポローグも現れています。
今回のナーフでは体力が1減少。3マナ程度で楽に出せる点数って大体3点なので、相変わらず場持ちは良く影響は少なめに見えます。
大きい影響は、《狙撃》されると《影隠れ》で手札に戻せないくらいでしょうか。
《ぶんどり部隊》
【コスト3→コスト4】
コンボで武器と海賊2体をサーチできるカード。
1枚で3ドローという破格のドロー力に加え、
テンポローグでは《ワグル・ピック》+《悪辣なる海賊》(1~2体)の動きを揃えられるのが強み。
今回のナーフではコストが1増加。コンボカードにとってコストの増加は相当響きます。
《段取り》
【呪文のコストが(3)減る→呪文のコストが(2)減る】
長い間ローグを支えてきたクラシックパックのマナコスト踏み倒しカード。
テンポローグでは主に《ぶんどり部隊》《マイラの不安定元素》の踏み倒しに使われています。
今回のナーフでは踏み倒せるコストが1減ります。
これで《ぶんどり部隊》は最低でも2マナも使って発動しなければならず、0マナで使えたのと比べると大分コスパが悪くなりました。
スパイローグも《段取り》で《学術スパイ》のコストを減らしたいため、ナーフの被害を受けますが、このナーフでフェイス+ローグという最悪の相性を持つテンポローグが減ってくれるなら1コストくらいは安い取引でしょう。
《段取り》は《腹裂き》《昏倒》のために1コス分無駄にして使われるのはよくあることだし、依然として《ガジェッツァンの競売人》で回しやすいので全く使われなくなるのは考えられません。
《文書管理官エリシアーナ》
【コスト8→コスト9】
主にコントロールウォリアー、コントロールシャーマン等に採用されるカード。
効果でデッキを増やしてファティーグ戦に持ち込んだり、爆弾ウォリアーが埋めた爆弾を上書きすることができます。
環境トップのコンウォリでは《悪意の銀行家》《若き酒造大師》でさらに使いまわしています。
コンシャマも《シャダウォック》でデッキを増やせますがコンウォリの防御力相手には押し切れず、結果ファティーグが来る前に《狂気の天才ドクター・ブーム》の装甲とメカ入手でじわじわと差をつけられて負けることがほとんどでした。
今回のナーフではコストが1増えることで、コンウォリがエリシアーナ+2マナミニオンで確実に使いまわせないようにしています。