悪党同盟の環境予想をしてみた
「爆誕!悪党同盟!」の解禁は間近になりました。
新拡張のリリースはEU鯖やNA鯖が先に行われてからアジア鯖が遅れてリリースされることが多かったですが、今回はハースストーン初の世界同時リリースになります。
正式リリース
アジア:4月10日 02:00(日本時間、24時間表記)
悪党同盟の発表カードを受けて新たな環境がどのようになるのか、環境予想をしていきます。
Tier1
秘策パラディン
《サンリーヴァーのスパイ》《謎めいた剣》といった最強クラスの序盤カードを使える。
《苦肉の策》は、上記2枚のカードの発動を安定させられず、《秘密の番人》とのシナジーが使えないので採用されないだろう。
ドローソースには《実験体9号》が使われ、長期戦のために《異界の乗騎売り》が使われると予想する。《モジョー使いジヒィ》を使ってしまってもいい。
沈黙プリースト
強力なステータスを持ったデメリットミニオンを沈黙させて戦うデッキ。
《魔力の番人》《無謀レイジャー》の追加でアタッカーのパワーが非常に上がっている。
そこに《眠れぬ魂》《ダラランの司書》というカードが入って沈黙の効率を上げているので、安定して強いデッキになるだろう。
内なる炎OTKや呪文ダメージシナジーを採用するかは怪しいが、どのタイプでも《ブラッドメイジ・サルノス》は手札が減らない呪文ダメージとして入るだろう。
ただ、秘策パラ相手には《身代わり》《救済》など秘策で歯がゆい思いをすることになる。
Tier2
マーロックシャーマン
今拡張屈指のリソースカード《アングラ・アングラー》をもらったデッキタイプ。《毒々フィン》《スカーギル》の存在も大きい。
たったの1マナで猛毒を付与できる《毒々フィン》は《ドロバッシャー》で使いまわすこともでき、《アングラ・アングラー》からも出てくるので、確定除去の頻度は非常に高くなる。
ただ序盤の展開が強力なわけではなく、秘策に守られた3/4の《サンリーヴァーのスパイ》や《謎めいた剣》等にはテンポで負けてしまう可能性が高い。
《雷雲》《電流火花》のセットを入れたりして盤面取りを意識した構築になるだろう。
スパイローグ
《学術スパイ》を軸にしたデッキ。
《最下層の故買屋》《血の復讐》がアグロ対策に強い。
結構ローグが少なそうなので、他のクラスを取りづらくなることも少なく、《亡霊カトラス》も使えそうだ。
《タク・ノズウィスカー》という強力な手札補充手段も来た。
Tier3
聖なる怒りパラディン
《トラのロア・シャヴァーラ》+《悪意の銀行家》
《ノザーリ》という強力な回復手段を手に入れた。《ジェペット・ジョイバズ》や《プリズムレンズ》でコストを減らせる。《サンリーヴァーの戦魔術師》も使えて、アグロ耐性が高い。
惜しいのは《ノザーリ》を使った後30になった相手ライフに5点を出す手段が少ないこと、沈黙プリーストに対しては《縮小光線》等でステータスを変えても沈黙で戻されてしまうことがある。
テンポローグ
《強盗王トグワグル》は発動できれば明らかに強いが、「悪の手先」を持ってこれるカードが強いという程ではなく、数も少ないからそれだけを軸にするには辛い。
同じく安定しない《マイラの不安定元素》からの《シェフ・ノミ》のセットと一緒に入ったデッキになるだろう。
《ヘンチ・クランのゴロツキ》という強いテンポカードがいるので、テンポローグとしてある程度のパワーは保証できる。